
安い・近い・柔軟な対応が特徴的な都心タイプ新宿IDCと、強固な地盤と充実した法人向けマネージドである郊外タイプ多摩IDCが好調である。同センターの特徴や今後の戦略について、ヴェクタントの営業副本部長である池田氏にお話を伺った。
データセンター紹介
会社の強みをまとめると?
一言でまとめきれないとの事で羅列します。
| コスト競争力 | サービス・人数を絞って集中投資 |
|---|---|
| スピード | 代理店用ツール拡充、風通の良い社風 |
| 柔軟性 | SE対応でカスタマイズが充実 |
| キャリアニュートラル | 多様なキャリア選択が可能 |
| 商社系ならではの強み | 出資、取引、人脈形成 |
| グループ会社との協業 | 丸紅グループIT企業各社とのシナジー提案 |
会社沿革概要

多摩IDC
丸紅グループの中でもベンチャースピリッツが特徴の社風。設立当初は、バックボーンの既存設備が整っていた事から、サービスプロバイダー向けに8割、企業向け回線サービスに2割の顧客構成となっていた。
その後、データセンターサービスを立ち上げ、インターネットや回線サービスとあわせた都心型、郊外型のハウジングサービスを展開。
2009年現在は企業向けのIP-VPNサービスに注力をしており、サービスプロバイダー向け5割、企業向け回線サービス5割と、バランスの良い顧客構成になっている。
現在の強みは、価格競争力と柔軟性に定評のあるIP-VPNを中心に、パートナー制度を拡充しており、大手SIer、NIerといったパートナーを経由して、パートナーの付加価値サービスと共に、お客様にNWサービス提供している点にある。
主力商品
法人向けWAN構築・拠点間通信(閉域網サービス)である。
データーセンターは、閉域網サービスとの組み合わせで、ワンストップによる柔軟・融通な対応で、お客様にご利用頂いていることが多いそうだ。
ヴェクタントの閉域網サービスは、インターネット網とは物理的に異なった法人専用のセキュアなバックボーンをベースに、経済的なアクセス回線であるフレッツを使ったエントリー型VPNなので、低コストで、しかも高帯域な、WANの構築が可能だ。
可用性を重視するお客様には、キャリアニュートラルな強みを最大限生かして、フレッツのほかに、各種キャリアのイーサネット回線も一網で冗長構成でき、全国VPNルータのオンサイト保守もワンストップで任せられるため、これまで高額な費用を払っていた専用線やフレームリレーから乗換のお客様も多いと聞く。
拠点数実績でも、最大2,000拠点程度まで対応しており、あらゆる業種・業態・規模のお客様に向いているようだ。
主力商品の大きな特徴
- 法人専用、完全閉域網バックボーンによるセキュリティ性の高さ。
- フレームリレー等の代替回線として、IP-VPNが低価格で利用できる。
- 低価格にも関わらず、冗長化が組めて、可用性が高い。
以下のような回線の組合せが可能で、全てヴェクタントで手配可能。
ルータのレンタル提供・保守運用も含めて、導入時のSE対応から導入後のアフターサポートまで全てワンストップでお願いできる。

新宿IDC
回線組み合わせ例
- イー・アクセス(旧ACCA)×フレッツ
- KDDI×フレッツ
- ソフトバンク×フレッツ
- KDDI×ソフトバンク
- データセンター構内アクセス×フレッツ
※ルーターレンタル(NEC IXシリーズ)
- サービス提供範囲:全国
- 24時間365日オンサイト対応
- 駆けつけ2時間目標
今後の戦略
キャリアニュートラルな強みを生かし、モバイルネットワークの拡充に力を入れていく予定。
閉域網モバイルルータ接続や、マルチキャリア対応のモバイル接続等。
編集長からの一言
価格は比較的安めの設定で小回りの利いた対応は期待できると思います。データセンターは、拠点間通信のIP-VPNを組んだ上で、ワンストップでお願いしたい場合に利用されると良いと思います。丸紅グループとしての実績と信頼があるので安心です。
また、キャリアフリーのデータセンターをご利用の場合にインターネット回線の提供も行っているので聞いてみるのも手かと思います。
取材日:2009年8月





